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遂に2012年最後の日が・・・。今年一年ありがとうございました [雑文]

@嗚呼、2012年も今日で終わりか…。今年も数えきれないほど、たくさんの出来事があったなぁ。オウム逃亡犯が連続でお縄になったことや、「おい!小池」のポスターで知られた殺人放火犯で指名手配の男が逃亡先で死んでいた事件、大津の中学校で起こったいじめ自殺(校内虐待致死)に関する諸問題、相次ぐ自然災害、9人もの死者を出した笹子トンネル天井崩落事故、そして自民・公明の連立政権が与党に返り咲いた衆議院選挙、多くの犠牲者を出しつつある変異型ノロウィルスの大流行、等々…。

@目を外に向ければ、未だ収まる気配のないシリア内戦、EU加盟国を襲った未曽有の金融危機、そしてアメリカ大統領選挙、その前にNYを襲った超巨大ハリケーン「サンディ」、北朝鮮の事実上の弾道ミサイル打ち上げ、エジプトでの新憲法の是非を決める選挙等々…。国内外を問わず、いろいろありました…。

@いろいろあったけれども、シリアの内戦は日本人を含めた各国ジャーナリストを含め多くの民間人の犠牲者を生み出しつつあるも、いまだ解決の糸口が見つかっていないし、東日本大震災の復興は、前の与党が無能だったがゆえに、ホトンド思うようにスムースに進まなかった。尖閣諸島・竹島(独島)にかかわる領土問題も民主党の外交音痴の所為で再燃し、中・韓・日3国の態度次第では、取り返しのつかない方向に行く危険性が出てきた。そして先進国で根深い問題となっている貧富格差の問題。各国ともこの問題の解決に、一向に良いアイデアを出せず、手をこまねいている状態だ。

@…と、グレーというか、暗い話題が今年も多かったが、明るい話題もあった。

@東京駅丸の内駅舎が創建当時の姿でリニューアルされたことや、子供の髄膜炎を防ぐためのヒブワクチン接種が認められたことや、ポリオワクチンが活性のものから不活性のものに切り替えられたこと、そして何と言っても、人工多変化万能(IPS)細胞を発見した京都大学・山中伸弥教授がノーベル医学・生理学賞を受賞したこと。山中さんの他に、英国でIPS細胞の原理を発見した教授も同じく、ノーベル医学・生理学賞を受賞した。

@この人工細胞は、近い将来、パーキンソン症候群などの難病に苦しむ人々を救う「福音」になる可能性を秘め、また臓器移植にかかる多額の費用と患者の負担を大きく減らせるという期待がかけられている。

@このような“命を守る科学”が、日本の医学者・生理学者の手で進められていくことは、放っておけば高齢化によって死にゆくであろうこの島国を救う、一条の光として、ますます重要になっていくだろう。

@そしてロンドン・オリンピックでの日本のメダル・ラッシュ。自分は当初、どうせこの日本はそんなにメダルは取れないだろうと高をくくっていた。ところが水泳や体操、バレーボールやサッカーの選手たちが予想外に多くメダルを獲ったので、日本のスポーツマンたちも捨てたもんじゃないな、と感心した次第である。

@このメダルラッシュの勢いをかって、東京で2020年にオリンピックをやろうという気運が高まっているように思えるが、今のところ、都知事とその周辺だけが盛り上がっているだけで、我々庶民は「今そんな事態じゃないだろ。この不景気に五輪なんて」とばかりに冷ややかである。オリンピックをやりたかったら、その前にしっかりとした景気対策をやってもらいたい、と願っているのは私だけではあるまい。

@さて、2012年になって自分の好きなカテゴリーが一つ増えた。それは駅伝観戦である。前回の箱根駅伝で、東洋大学が前代未聞の新記録(10°51′36″)で大勝したことがきっかけとなり、同校のチームに興味を持ち、駅伝観戦や大学陸上の試合に関心が向くようになった。

@学生3大駅伝については、まだまだ現地観戦は叶わない。ので、TVの前に座って、目当ての選手や大学チームを応援している。東洋大学であの「山の英雄」・柏原竜二の後を継ぎエースとなった双子の兄弟、設楽啓太・悠太をはじめとする、陸上部長距離部門の駅伝出走メンバーが気に入っている。

@柏原の活躍もあって、67年間優勝していなかった、このアイアンブルー(鉄紺)のチームは、瞬く間に強豪校へと変貌を遂げ、大学陸上界での存在感が増した。そんな事情もあってか、見た目がか細くて可愛い双子の兄弟にのしかかるプレッシャーは、こちらの想像を超えるものがあるのに違いない。なにせかの山の英雄からエースを引き継いだのだから、その重圧は並大抵のものであるわけがあるまい。

@しかしそんなプレッシャーも、この双子は淡々とした表情で耐え抜いてきた。そして今回の第89回箱根駅伝に仲間とともに臨む。今回の、この箱根路レースは東洋大学チームにとって、連覇がかかる大事なレース。双子はエースとしての大きな重責を担い、勝ち抜くための時が来るのを、仲間とともに静かに待っている。

@ゆく年くる年…というけれど、如何も毎年、正月が来るんだな、との実感が薄れる今日この頃。うちなんかおせちも食べないし、せいぜい、雑煮を作って食べる程度。そうして来年も、炬燵の上でミカンやリンゴを食べながら、TVでの駅伝観戦に熱中するのだろう。…何はともあれ、皆様、今年も有難うございました。来年もまた宜しくお願いいたします。敬具
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