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夜明け。 [ぼやき]

@さわやかに土曜日の朝が来た。まぶしい夜明けだ。しかし、本当はこの島国社会は、いまだ、いうなれば“前世紀のまどろみ”の中に居る。

@安逸、惰性、絶望、そして外への無関心・・・ありとあらゆる目に見えぬ『暗黒の雲』が、この小世界を覆い尽くしている。

@その雲を晴らさなければ成らない。何を持ってか晴らすべきや・・・と考えるに、何が起こるかわからない、自分さえ如何なるのか分からない、そういう世の中のある性質と向かい合いながら、それと戦える意志や精神の強さをもって、それを晴らせばよいのだ、と。

@外国のメディアからは、最早日本は、“見向きもされない”存在と化しつつある。要するに、何をやっても変わらない、どうせ滅びるまでこのまま行くのだろう。政権交代してもしょせん、前の政権と同じようなことばかりしている。若者のモチベーションも低い。外国へ打って出てでも、グローバルへと身を投じていこうという志のまったくない奴等ばかり。みんなで内輪で固まって、低い精神的レヴェルに大満足しているだけ。格差は固定化し、頑張って向上しようという気概もなくなり、ただ夢遊病者のようにフワフワ生きるだけの人間が増えている。

@その反面、弱い奴らが自らの欲求不満を晴らす為か、子供や女性、お年寄りといった弱者を狙って、盗みや殺し、虐待するなどが横行している。正常なコミュニケーション能力の喪失など、先天的障害と引き換えにずば抜けた能力を得た「生来の天才」たちを、「表に出せばいじめられる」「社会の恥」といって表に出そうとしない社会観念(これまた前世紀の遺物だ)・・・。こういった負の要素が長年にわたって積み重なった結果、日本の世界的地位まで落ち、このまま行けば、この小世界は「空中分解」に至るに違いない、と吾人は憂えている。

@「空中分解」といえば、ある爆発的発展を遂げた民間団体に対し、世間は「そのうち空中分解するだろう」と揶揄した時代があった。それから50年経った今日、今空中分解の危機にあるのは、その団体を揶揄したほうの世間であった。

@この小世界は果たして空中分解の危機を脱し、新しい夜明けを迎えられるのだろうか。
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