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やっぱ盗作はダメ!ということで・・・。 [ぼやき]

@シンガー・ソングライター岡本真夜のヒットナンバー「そのままの君でいて」に、PRテーマのメロディラインが酷似しているという問題で、上海万博の事務局が重い腰を上げたか、このテーマを遣うのをしばらく止めると決めた、という。きょう配信のmsn産経ニュースで知った。

@そりゃあそうでしょう。私もTVのワイドショー番組でこのテーマを聴いたが、あまりの酷似ぶりに開いた口がふさがらなかった。(これについては私の別ブログ『ガラテア通信 ブログ板』でも書いたので、詳細はそちらを見てください)

@完全なるオリジナルを作るより、他人の作品を真似たほうが手っ取り早い、という感覚が、如何もこの曲の作り手の、意識の中にあるらしい。中国本土でもこの問題はネット上で結構酷評されている。「国の恥!」「盗作と言う中国古来の伝統文化」などなど。

@ネット時代が到来して久しい年月が経つ。既存の著作権そのものにはネット時代に合わない面も多々あるが、そっくりそのまま他人の作品を真似てしまうと言うのは、著作権の意義とは関係なく“まずい!”と思われても仕方あるまい。

@世界的にそうなのだが、中国でも日本製の漫画やアニメ、ヒットソングが入り込んでいて、若者や女性たちの心を捉えている。今日のハリウッド映画作品の中にも、タランティーノの監督作品「キル・ビル」などのように、その影響が色濃く出ているものが多いとか。

@しかしそれらは、今回の万博テーマのように、決してまるまる他者の作品を真似ているわけではない。あくまでも日本の作品から得たものを、自作の作品にエッセンスとして生かしているのだ。音楽でも同じである。今回のようにまるごと「コピペ」などしているわけではない。

@中国のアーティストは、現代美術の世界ですばらしいオリジナリティと、問題提起力を発揮しているのだから、ポップの世界でも、そうしてほしい。それが中国から「国の恥」を殺いで、中国を「嗚呼あの国は文化面でもすばらしい国だ」と世界中の誰もが感嘆し、賞賛することにつながるのだから。

何時になったらタイに微笑は戻るのか。 [ぼやき]

@元タイ首相・タクシン氏を支持する人々からなる『赤シャツ集団』が、タイの首都バンコクを占拠してから、少なくとも数週間が経過した。

@アピシット現政権の退陣を求め、大挙して町じゅうに居座りつづける『赤シャツ集団』に、観光客は眉をひそめ恐れをなし、次々と帰国しだし、商店やデパートは開店できず休業に追い込まれる始末。政府は軍隊を多数派遣して事態の収拾に努めるも、彼等が撤退する気配はなく、ますます事態は長期化していくようだ・・・と幾つかのニュース番組では言っていたが、彼等タクシン派の大半は、タイ社会で貧しい生活を余儀なくされている人々と聞いて、やはりこの座り込みの根底には、日本も抱えている『格差』の問題があるのだろうと思わざるを得なかった。

@このまま赤シャツ軍団が占拠を続ければ、タイの主要産業である観光業が打撃を受けるのは最早必至の状況となった。経済活動も停滞することは誰の眼にも明らかだろう。斯かる状態をアピシット政権が収拾できずにいたところ、今回の銃撃戦が起こってしまった。

@今回の銃撃戦では、死亡したトムソンロイター通信日本支局勤務のカメラマン・村本博之氏を含め、21人もの人が殺され、800人以上もの人が重軽傷を負った。政府の発表によれば、赤シャツのデモ隊の中に黒ずくめのテロリストが紛れ込んでいて、そいつらが政府軍銃撃してきたとのこと。もしこの政府発表が事実であるなら、事態はいっそうの混乱と長期化、泥沼化が予想されそうだ。

@今回のデモ行為は、タイから『微笑み』を完全に奪い去った。国王ラーマ9世プーミポン・アドゥヤデート陛下はすでに老齢の上病に冒され、現政権は居座りつづける赤シャツ軍団に対して打つ手ナシ、そこへ今回の銃撃戦が起こり、このままいけばタイは混乱とテロの蔓延する世界になり、そのうち国家が解体し、最悪の場合、滅亡の悲劇を迎えてしまうだろう。

@亡くなった村本氏に対しては衷心から冥福をお祈り申し上げると共に、この事態が一日も早く収拾し、これ以上長期化・泥沼化しないでほしいと願わないではいられない。微笑の国が怒りの国になったまま、滅亡と言う事態は絶対に避けるべきだ。

日本は“野性”を取り戻せるのか? [ぼやき]

@文明にトコトンまで飼いならされすぎた感のある我が島国。この国の多くの人間たちが野性を取り戻す為には、いったい如何すればよいのであろう?

@一つ思い浮かぶのは、自分がどんな立場であろうと、そのポジションの中で、自分らしく人間らしく、トコトン本気で生き抜くしかない。如何なる困難にもポキリと折れない、心の芯の強さを身に付けながら、人生行路を一所懸命に歩めば、我々は文明の『ペット』から脱却できるかもしれない、ということだ。


@さて・・・世間に眼を移せば、自民党から与謝野馨氏が離党した、というニュースが。無所属の平沼赳夫氏と組んで、新党を結成するのだと。しかし、ただのべつに新党を作るというのは如何なのだろう。親等を作るのなら、その中に理念とロゴス(論理)がなくてはなるまい。

@自民党はただでさえガタガタなのに、これでガタガタ状態に拍車がかかり、崩壊へと向かいかねない。

鳩山弟“龍馬かぶれ”の滑稽さ。 [ぼやき]

@あの鳩山由紀夫の実弟でもある、自民党の前総務大臣・鳩山邦夫が、新党を旗揚げすると称して、自民党を離党し、前厚生労働大臣・舛添要一や前財務・金融担当大臣・与謝野馨などに呼びかけているが、哀れ彼等に一蹴され、新党結成は手付かずのままに終わっている。

@今回の新党騒動で、もっとも噴飯ものなのは、邦夫自身がなんと、自分をまるで『平成の坂本龍馬』のように呼ばわっていることである。臆面もない(!)にもほどがあろうと言うものだ。地下の龍馬に失笑されるであろうことは疑いない。

@本当に龍馬を敬愛している人や、本気でこの閉塞した社会を変えたいと願う人たちは、龍馬に思いをはせることはあっても、自分から『なになにの龍馬』なんてことは、のべつに自らの口から発しない。

@ただ表面的に龍馬のかっこよさにあこがれているだけの、世間で言うところの『龍馬かぶれ』ほど、自分の口から平気で『俺はなんとかの坂本龍馬』とか抜かすものなのに相違ない。

@TVで記者会見を受け、『私は坂本龍馬になる』なんていう鳩山邦夫を見て、私は「何て馬鹿なことを言っているんだ」と思った。こいつ、昨今の龍馬ブームに便乗しているだけじゃないのか。本気でこの島国世界の将来を憂えているとは到底思えない。

@CMでも『男はみんな、龍馬かぶれです』ってあったけれど、兎にも角にも、こういう“龍馬かぶれ男”というのは、みっともないというよりも、私に言わせれば、みんなの笑いものになるだけの、単なる滑稽なシロモノでしかない。

@男ならば、龍馬にかぶれていようと、いなかろうと、何かを成し遂げてもいないのに、自分の口から『おれが現代の龍馬だ』と軽々しく口にすべきではない。鳩山邦夫よ、あんたには龍馬を語る資格はない。また新党を結成して、混迷のこの社会をリードすることすら出来ない。

みんな同じが、そんなによいのか? [ぼやき]

@この時期になると、盛んに「リクルートスーツ」なるものの広告が、TVを中心に流れている。みんな、ポンと判で押したような、無個性で画一的なスーツの羅列。制服じゃああるまいし、就職するなら学生時代のようなスーツは止めて、おのおの好きな服装をすりゃあよいではないか。

@スマートなスーツは、確かに一見、かっこいいが、それは学校時代の制服といっしょで、どんな人間でも画一的にし、その分、その人の個性を殺いでしまう。


@リクルートスーツや学校の制服だけではない。この国は如何も昔から「みんなやっているから私もする」という根性が未だに抜けない。言い換えればそれは「みんなおんなじがすばらしい」=「画一こそがもっとも美しい」ということなのだ。そうしたほうが、精神的に安心、というわけだ。(←ふざけんじゃねぇ!)

@ファッションだってそう。みんながしているから、流行っているから、私もニーハイブーツを履くわ、なんてのは個性の表現とはまったくの別次元だ。ファッションであれば、みんながしている似通った格好と、かけ離れた格好をするのが、本当の個性の表現というものだ。

@個性を抹殺し、画一的な価値観を強いるような社会は、いずれ先細りする。その先に待っているのは、「衰滅」「滅亡」という二字熟語が表現する“滅びの世界”である。

@私は思う。みんな同じが、そんなによいのか?付和雷同をも含んだ画一至上主義が、この世で最高で安全と考えるような精神風土こそ、実は危険なものなのだ。こんな風土から、我等日本人は、早々に卒業したほうがよい。

服装如きで・・・。 [ぼやき]

@スノーボード日本代表・国母選手の応援会を、母校の東海大学が中止すると発表したという。何を考えているのか。服装のちょいとした乱れ如きで、やれ品格だの、礼儀をわきまえろだの、応援会を取りやめるだの、そのくらいのことで騒いでどうする。

@このことが日本の、寛容の精神と、外国文化に対する感受性のなさ・薄さを改めて露呈させた。寛容の精神なきところに、また、異種文化への理解なきところに、真の品格や礼節があるわけがない。

@己らの精神的下卑さを棚上げにし、自分たちとは違うものを排除しようとするものほど、のべつに「品格」やら「礼節」やらを口にする。そう言っている本人らのほうが、真の意味で品格も礼節もないのは理の当然であろう。

厳寒一転、ぬくぬくに!でも・・・。 [ぼやき]

@これから五日間程度、雨模様だと言うことだ。久々にお湿りが来るのはいいが、あ~濡れるのは嫌だなぁ。


@きょうもきょうとて、この島国社会からは、あちらこちらから、膿が噴き出している。相撲界からは朝青龍にまつわる問題、政界からは与党のトップ2人の政治資金がらみの問題・・・芸能界からはいまは結婚報道などの陰に隠れてしぼんでいるが、薬物問題がくすぶりつづけているし・・・。その他、労働、格差、子育て・・・ありとあらゆるところからさまざまな形で問題が噴き出しまくっている。

@トヨタ車のリコール問題に代表されるように、いまや日本の『ものづくり』も危機的状況にそろそろなりはじめたようだ。旅客機の座席に強度問題が発見され、新たな火種となりつつあるようだ。ものづくりが危機的になった、ということは、そこに携わる人間たちの質的な低下が背後にある、ということなのかもしれない。


@もはや日本は、教育のシステムを徹底的に見直し、本当の『人間』を育てはぐくむ社会の構築を急がねばならない。人間らしい、高い創造性と暖かい人間性、そして責任感を備えた人間が、ものづくりなどあらゆる分野での崩壊を食い止め、立て直せるはずなのだ。

問題百出の鳩山政権。 [ぼやき]

@今朝、藤井裕久・財務大臣が病気を理由に、辞任する意向を表明した。首相の鳩山由紀夫は、とどまってほしいとお願いしたのだが、藤井の辞意の気持ちは固く、ついさっき、辞表は受理された。夜のスペシャル番組を見ていたら、ニュース速報で辞表が受理されたと出た。

@公認は菅直人・国家戦略担当大臣となる見通しだという。

@これから、来年度の予算編成が待っているというのに、辞任なんて如何いう意向なのか。ニュースを聞く限りでは、病気だけが理由じゃないといっているが・・・。

@とにもかくにも、小沢一郎の資金運用団体が引き起こした(実際には小沢個人も関係しているらしい)問題といい、鳩山由紀夫のそれといい、普天間の問題、景気浮揚のための具体策を出せるかどうかの問題といい、次から次へと問題が出てくるなぁ。これで参院選で心置きなく闘えるのだろうか。いずれの問題も、きちんと責任を持って解決しないと、更なる支持率低下につながりかねぬ。

@その当の小沢が、任意で事情聴取を受けるのだという。小沢の元秘書、石川議員も、在宅のまま起訴されるのだという。金のことで検察につつかれるくらいなら、政治的支配など考えるのは全くもってナンセンスであろう。

@もし問題ありとされたなら、政界で今までのように小沢は、権勢を揮えなくなるに違いない。ばかりか、彼自身の政治家生命も危機にさらされる。

@昨年の衆院選で敗れ去るまで、与党だった自民党も問題だらけだったが、今の与党も問題が百出してばかりいる。いったい何の為の政権交代だったのか、この体たらくでは、首をかしげる向きがたくさん出てきてもおかしくあるまい。

@国民の目線に立って政治をするなら、与党は金の面で徹してクリーンであるべきだ。金に汚く権勢を振るう者が居るような与党は、この際きちんとしないと!そうでないとそのうち、支持層の民衆に愛想をつかされるだろう。

2009-12-09 [ぼやき]

@冬将軍が齎す寒気が、只でさえ懐貧しい人々の背をちぢこませ、錦秋の桃源郷を形作っていたもみじたちは、徐々に土の中に吸い込まれつつある。

@クリスマスと大晦日の二大イヴェントが刻々と近づきつつある、きょうこのごろ。



@押尾学容疑者が女性に合成麻薬を渡した上に、通報せずに放っておいて死なせた罪で二人の知り合いと共に警視庁に捕まり、麻布署から湾岸署に移送されたが、真実は今だ話していないようだ。

@米軍基地移転の問題も、ドンドンこじれまくっているようだし…。もう来年には、日本はアメリカから捨てられるだろうね。アメリカなしでは何もできないこのちんけな島国だから、更に衰亡へと近づく、というわけだ。


@如何も、現政権になってから、真綿で首を徐々に締め付けられるが如く、社会が段々キツイ方向にいっているようだ。この調子でいくと、来年の今ごろは、大変な事態になるやもしれんな。


@我々の選択は、ひょっとしたら、間違ってはいなかったか…??


@兄貴だけでなく弟も、親から“善意”で献金を受けていた…。金が有り余るほど潤沢にあるからできることなのでしょうな。


@TVを見ていると、のべつ幕無しに、画面にカラフルで巨大な台詞の「テロップ」が、必ず出る。特にヴァラエティなどはそうだ。あれは聴覚に障害がある人などには確かに便利かもしれないが、それならあんなに大袈裟に、派手派手にする必要はないじゃないか。

@それに、あのテロップ塗れの番組を見ていると、何故か脳の想像/創造に関わる部署か、あるいは脳全体の能力が衰えていくように思えてならない。面白いのでウハウハ笑って見てはいるが、頭に何故か心地よい負荷がかからずに、ただ画面を見て笑っているだけというのは、後のことを考えると、誠に恐ろしい。

「笑っていいとも!」に、問題の“あの人”が。 [ぼやき]

@「日本は侵略戦争していない」云々で物議を醸した元自衛隊幕僚長・田母神俊雄が、きょう(12/03)のフジTV「笑っていいとも!」の「テレフォンショッキング」コーナーに出演する。東京都知事・石原慎太郎の紹介による。


@当時の日本陸軍によるアジア大陸侵略、そして関東軍の大暴走が招いた南京大虐殺という動かし難き歴史的事実について田母神が、どのような発言を「いいとも!」でするのか、非常に関心がある。少なくとも私個人にとっては、この田母神の出演は、実に考え物だと思っている。慎太郎はよりによって、何でこんな問題の人物を「テレフォンショッキング」に呼び出したのか。

@それにしても、「笑っていいとも!」に政治家系統の人物が、これから続々と出て来るようになったら、ある意味、いつか来た“政治の季節”の再来になるのかもしれない。


@グローバル経済の崩壊、格差社会の深刻化、そして他者への差別・排除の動き…地球規模でまさに、乱世のうねりが起きている。そんな中、アジアの端っこの小島で、「日本は中国に対し、侵略戦争をしていない」などと、歴史の事実を否定し、歪曲した発言をする者を、戦争の真実を知らない若い人が沢山見ている番組に出させるのは如何なものか。

@如何も危険なものを感じてしまうなぁ。

@田母神の場合は、おそらく「いいとも!」に出演したことで、またもや物議を醸すことだろう。

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